活動報告

3月4日一般質問の内容について。

3月4日に行った一般質問の動画と内容をアップします。

★要旨
<質問:浜町エリアの今後の展望と道の駅「海の京都 宮津」の活用について。
●地域振興拠点(商業施設)については、平成28年のオープンは叶わないが、宮津まちづくり会議や
商工会議所と連携し、着実に前に進めていく。
平成30年度・平成31年度にはオープンしてもらいたいと
考えている。
観光案内については、7月から1月までの7か月間の実績。5784件の利用。9632人の利用。
 平日は30人前後 土日は80人前後の利用。お問い合わせ内容は、天橋立文珠府中方面や市街地の
観光スポットについての問合せ、お土産や食事場所についての問合せが多い。中でも、魚介類の
食事販売施設の問合せが多い。

まちなかへ周遊してもらうためには、店舗と観光案内所が密に連携とることが大切だと考えている。
 連携強化をするために2月に商工会議所と市役所と観光協会と一緒になって今後の振興策について
協議を始めた。

<質問:宮津市行政の未来を担う新卒職員の採用に関して
例年の採用スケジュールは、例年6月~7月にかけて退職のとりまとめを行い、8月頃に新規募集を行う。
 全体的に業務量が多くなっているので、人員の削減はこれ以上難しい。
 年度当初からの採用を前提として準備をしていくことが必要だと思っている。
 8月からでは遅いのかなと思っている。前倒しを検討する必要があると思っている。
今まで宮津市の採用募集については、広報みやづや大学等への募集要項を送り周知を図ってきた。
 ただ、最近の傾向では、待っているのではなく、自ら紹介することが重要だと感じている。
 今年の就職活動は早まると聞いている。既にこの3月にガイダンスを行っている市もある。
 おっしゃられたように準備を早めて行っていくことが必要。
 そのための業務説明会は一定検討したい。
宮津市の業務内容は知ってもらうことは重要だと思っている。
 ホームページ等で業務内容の説明はできればしていきたい。
●専門職(土木技術・福祉関係の資格職)の採用は苦戦している。
早期に募集を行うことが必要。通年採用も検討していきたい。

動画をご覧いただける方は、下記よりダウンロード下さい。

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※以下は、一般質問の内容です。
黒字が私が質問した内容。
赤字が理事者(市役所職員)の答弁内容となります。
答弁については、私が動画を見て記載しましたので、要点のみとなっております。
ご理解下さいますようお願い致します。

 

浜町エリアの今後の展望と道の駅「海の京都 宮津」の活用について。

まず、「浜町エリアの今後の展望と道の駅「海の京都 宮津」の活用について質問させていただきます。

浜町エリアの開発については、丹後観光の玄関口の形成、まちなか観光の起点の構築、宮津・丹後の食と物販を通じた賑わい拠点の強化を目標に、平成24年度から宮津マルシェアクションプログラムとて計画がスタートしました。計画の第一ステージとして昨年には、観光交流センターが整備され、道の駅登録がなされました。また、第二ステージの商業エリアについては、平成26年3月に発足した宮津まちづくり会議にて、会議及びワーキングを合わせて延べ29回の議論が重ねられてきました。
そして、「浜町エリア及びその周辺エリアの活性化に向けて」と題し、宮津まちづくり会議が約1年半の期間をかけて議論されてきた経過をまとめた報告書が、昨年11月30日の全員協議会にて説明されました。
この報告書の中身を、市民の皆様にご紹介するという観点から、要点のみ4点ご紹介します。

まず1つ目に、
・平成27年に一旦中断している「経営マネージャー」の受け入れに向けた準備・研究を進めていくことが必要と記載されています。
2つ目に、
・担い手となる事業者の確保や担い手の協議を踏まえた立地場所や規模などの選定、また、周辺事業者との連携や協力を求めていくことが具体化に向けて検討が必要と記載されています。
3つ目に、
・地域振興拠点整備に向けて、公共用地での立地における実現可能性の調査、検討及び公園、図書館などの公共施設の充実、改善に向けた方針の整理について、市において調査、検討するよう依頼事項が示されています。
4つ目に、
・観光交流センターがオープンしたことや、先般道の駅登録がされたことを踏まえて、早期ににぎわいを創出することが望まれるとして、本年度実証実験されてきたにぎわいイベントの平日開催や、小規模でも店舗の常設化を図るなど、より経営視点をもった取り組みを実施していくことが必要と記載されています。

今回の宮津まちづくり会議からの報告を受けて、宮津市としてどのように受け止めたのかをお聞かせください。

浜町に魅力ある集客ゾーンを形成していくうえで、その中核として地域振興拠点を位置づけ民間主導で進めていくため 施設の特徴や規模、立地場所等の方向性を示されたものと受け止めている。
その中でさらに具体化の検討を進めていくために、市に対して公共用地での立地における実現可能性の調査、検討等について要請されたものです。
同時に、浜町にとどまらず周辺の広いエリアでの賑わいづくりへのアイデアも示された。
民間視点での報告書を尊重しながら賑わいづくりを進めていく。
まずは、市に要請のあった事項を出来るだけ早期に返し、地域振興拠点の具体化が前に進むよう努めたい。
また、浜地周辺の賑わいづくりのアイデアについても、一歩一歩前に進められるよう宮津まちづくり会議等と一緒に協議を進めていきたい。

<質問>
平成27年9月定例会において、城崎議員から社会資本整備総合交付金について質問がなされました。その答弁は、拠点施設の整備が遅れるようならハードからソフトへの転換という中で達成していきたいという趣旨だったかと思います。社会資本整備総合交付金を受ける期間の観点からも平成28年が大きなターニングポイントになると考えますが、今後は、誰が責任者となり計画を立て、どのような体制で「にぎわいづくり」を実行に移していくのかをお聞かせください。

 宮津まちなかの賑わい創出や地域経済活性化の起爆剤としていくため、浜町に魅力ある集客ゾーンを形成していくことが必要と考えており市の重要施策として取り組んできた。
賑わいづくりを実際に実施していく主体は市民であり民間事業者であることから、宮津まちづくり会議に置いて、民間視点、市民視点で賑わいづくりの具体化の計画を検討してもらっている。
市としては、地域振興拠点の実現にあたっては、民間の考えを最大限尊重していくものと考えており、現在宮津まちづくり会議や商工会議所において実現に向け主体的に取り組まれていることを後押ししていきたい。
また、浜町周辺を含めた市街地全体の賑わいづくりについては、公共施設の充実等も示されていることから、官民が役割分担をしながら一体となって進めていくものと考えている。

<質問>
改めてお伺いします。
施政方針でも触れられていますが、地域振興拠点はどれくらいのスパンで具体化を考えられているのかお聞かせください。

地域振興拠点は、宮津まちなかの賑わいづくり中核施設としていくことに考えは変わりない。
施政方針演説でもあった通り、早期実現を考えている。
平成28年のオープンは叶わないが、宮津まちづくり会議や商工会議所と連携し、着実に前に進めていく。
市としては、要請があった事項をできるだけ早く返すよう努めたい。
まちづくり会議や商工会議所におかれては、経営マネージャーの再募集の検討、事業者の確保等と並行しながら、既存の商業施設の充実や仮設店舗の賑わいの創出が検討されている。
スケジュールについては、アクションプログラムに示している通り平成30年度・平成31年度にはオープンしてもらいたいと考えている。

<質問>
同じ思いだと思いますが、地域振興拠点については、ハコモノありきではなく、まずは事業者ありき、事業者の盛り上がりを作るという視点で進めていただきたいと考えています。観光交流センターの平面駐車場では、車を使っての物販が行われていましたし、以前にはテント内で鮮魚販売をされていた方もいらっしゃったと記憶しています。イベントではなく、そういった簡易な形式での販売をまずはやって事業者の盛り上がりを作っていただきたいと思います。

さて、次に視点を変えて、道の駅の活用方法について質問させていただきます。
本年度は、満腹祭やパーク&クルーズ、道の駅登録等の取り組みがなされ、京都縦貫開通も後押しとなり浜町に人が集まる光景が見られました。
地域振興拠点といったハード面の話に注目が集まりがちですが、私個人としては、道の駅に登録されたこともあり、多くの方が観光案内所にお越しになられていることから、まちなか観光の起点としてどのように活用していくかをもっと考えていただきたいと考えます。
まずは、観光案内所がオープンして約半年が経ちましたが、案内件数やどのような問合せがあるのか状況をお聞かせください。

観光案内所の実績です。
観光案内については、7月から1月までの7か月間
5784件の利用
9632人の利用
平日は30人前後 土日は80人前後の利用
お問い合わせ内容は、天橋立文珠府中方面や市街地の観光スポットについての問合せ、お土産や食事場所についての問合せが多い。中でも、魚介類の食事販売施設の問合せが多い。

<質問>
現在、観光案内は天橋立観光協会に委託運営されていますが、まちなかへ周遊させる施策としてどのような取り組みがなされていますか。

観光にお越しいただいた方々への施策として、胸をはって、効果が出ているというものはない。
道の駅としては市街地の中心部分にあるということを活かして、まちなかへ周遊させるという視点は大切。
スポットを案内するmapを作成し、案内をしている。
市役所が観光案内所を通じて行っていることはそれくらいしかない。
民間での取り組みは、「みやさんぽ」や「まちコン」などのイベントが実施されており、まちなかの魅力発信がなされている。非常に素晴らしいこと。
まちなかへ観光客が周遊してもらうためには、個々の店舗の努力や新しい魅力の創出が必要。民間のみなさんと連携し、お手伝いできることを進めていきたい。

<質問>
現状を確認してみるとグルメクーポンは2店舗のみとなっており、まだまだ少ないのかなと。観光協会に所属している、していないということがあるのかなと推察されますが、お客様にはそれは関係ありません。
市と観光協会と商工会議所の連携を図って、うまくおもてなしができる体制を構築していただきたいと考えますがいかがでしょうか。

まちなかへ周遊してもらうためには、店舗と観光案内所が密に連携とることが大切だと考えている。
連携強化をするために2月に商工会議所と市役所と観光協会と一緒になって今後の振興策について協議を始めた。
こういう動きを加速させたい。できるだけ取り組みが実を結ぶようにしたい。
地域振興拠点の整備が先になるので、それまでの間、お客様が十分にまちなかへ来てもらう策を考えていきたい。

<質問>
北陸新幹線が開通する際に、金沢のある商店街では、おもてなしシール事業という取り組みをされています。その内容は、シールには「道案内いたします」「写真お撮りします」「おススメのスポット教えます」「傘貸し出します」「お荷物お預かりします」「English OK(英語で応対できます)」の6種類で、シールを宣伝するチラシには、「近道もお尋ねください」とか「おススメスポットはあくまで店主の主観」「『弁当忘れても傘忘れるな』と言われるほど雨が多い金沢」などのただし書きもあるそうです。
宮津市街地も観光サービス業で栄えたまちです。おもてなしの心をみんなもって働かれていたはずですし、もちろん今でもそういう心はみなさんお持ちだと思います。
京都縦貫道がつながり、浜町に道の駅を作ったわけですから、もっとまち全体でおもてなしをするべきだと思います。
先ほど述べた、例えば「傘貸し出します」というシールを貼っている店が宮津に増えれば、観光案内所で、「もし雨が降っても、このシールが貼っているお店で傘を借りて、お帰りの際に観光案内所にお返しくださいね」
といった心温まる一言がかけられるのではないでしょうか。

このような小さな気遣いや心配りが、観光業にとって本当は大切なことなのではないかと考えますがいかがでしょうか。
今回のおもてなしシールは一例としてあげましたが、私が言いたいことは、もっと既存商業地域の方々と連携をしてほしい。そして、出来ることから始められる取り組みを行ってほしいということです。ご意見ありましたらお聞かせください。

 

おもてなしの例をご紹介いただいた。
今議員から非常に私が感じる重要な話をいただいた。
観光まちづくりとは、観光客にきてもらうために施設整備をすることが目的ではない。
観光という切り口で、市民のみなさんに観光客をどう迎えるのかを議論する、コミュニケーションを巻き起こすツールとして観光を使うということが、歓呼まちづくりの一番の目的。
市民の中に巻き起こすのかを市役所がお手伝いするのかが観光まちづくり。
議員からのご提案はいいきっかけになると思うので、そういったものを参考にしながら、店舗のみなさんや商工会議所や観光協会と一緒になってそういう動きを市全体で作っていきたい。

まちづくは一人の100歩ではない。100人の1歩づくりをやっていくことが着実に前進する。
市民一人ひとりが出来ることを考えるきっかけづくりを今後も行っていただきたいと考えている。
今後もそのような取り組みを行ってください。

宮津市行政の未来を担う新卒職員の採用に関して

次に、宮津市行政の未来を担う新規職員の採用に関して質問させていただきます。
私は以前の職場では、民間企業の採用をお手伝いしていたとうこともあり、この件について取り上げさせていただきました。
先日の3月1日に平成29年入社の新卒を募集するためのインターネット求人サイトがオープンし就職活動がスタートしました。
一般的に、正規職員の1名の生涯賃金は約2億円ともいわれ、もし5人採用すると約10億円の投資となります。経営上、最重要の投資案件といっても過言ではありません。

新卒職員については、
10年後の35歳には係長として市役所の中核となり
20年後の45歳には副室長として政策分野を司り、
30年後の55歳には室長としてそのときの市長とともに都市経営をする。
新卒職員の採用は、幹部候補として活躍が期待される採用だと考えます。

そこで質問致します。
新卒採用における市長のお考えをお聞かせください。

採用については、27名の募集があった。民間の採用もよかった。府内の団体の採用増えた。内定者の中から3名辞退した。正規の職員の採用を着実にした。
幹部候補生の養成について。4月1日から部・課・係りの体制に戻す。
その中で、部長・課長・係長の職責に応じた能力を養成していく。
人事評価も入れていくので、職員の育成を図っていきたい。

 

<質問>

これまで、財政再建のために採用を縮小されていた時期があるなど、毎年何人程度採用できるかどうかの判断が難しかったと思います。
最近の傾向を聞いていると、職員数もこれ以上減らすことは難しいといった声も聞かれ、毎年新卒職員が若干名採用されるなど、毎年の計画がある程度立てられる時期になってきたのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

平成18年度から財政再建の一環として、退職者の不補充をしていきた。
例年の採用スケジュールは、例年6月~7月にかけて退職のとりまとめを行い、8月頃に新規募集を行う。
全体的に業務量が多くなっているので、人員の削減はこれ以上難しい。
年度当初からの採用を前提として準備をしていくことが必要だと思っている。
8月からでは遅いのかなと思っている。前倒しを検討する必要があると思っている。

<質問>
現在、民間企業の新卒採用の流れは、インターネット求人サイト等での広報、その後、学生は会社の業務説明会参加、試験に応募、選考が行われ内定という流れです。
宮津市では、広報みやづや各大学へ求人票を送るなどして広報、その後、8月中旬から9月中旬に書類の応募、10月中旬に選考試験という流れです。
宮津市と同様の期間に採用を行っているのは、与謝野町と伊根町。
また宮津市より1か月早く行っているのは、舞鶴市・綾部市・福知山市・京丹後市とのことです。

そこで提案ですが、宮津市でも、民間企業と同様に市役所の業務説明会を行ってはいかがでしょうか。

宮津市役所が何を目指して業務にあたっているのか、どのような仕事をしているのか、働いている人はどんな雰囲気なのかなど、他の自治体との違いを伝え宮津市役所に入社したいという動機づけを行うべきだと思います。
他市と併願している方も多くいらっしゃると思いますので、こういう姿勢が大切だと思いますし、仕事内容や社内の雰囲気を広く伝えることで、応募者が増えることも考えられます。

近隣自治体では、福知山市が、昨年8月に職員採用ガイダンスという題名で業務説明会を行っていらっしゃいます。その内容は、
・市の概要説明
・勤務条件・職種・仕事内容等の紹介
・採用試験の日程や試験科目
・市職員との座談会
です。

また、他市では、市長の情熱トークという題名で市長自らが話すという企画も行われています。
他市も世の中の流れに合わせて採用活動を変化させていらっしゃるのかなと思います。
ご答弁を宜しくお願い致します。

今まで宮津市の採用募集については、広報みやづや大学等への募集要項を送り周知を図ってきた。
ただ、最近の傾向では、待っているのではなく、自ら紹介することが重要だと感じている。
今年の就職活動は早まると聞いている。既にこの3月にガイダンスを行っている市もある。
おっしゃられたように準備を早めて行っていくことが必要。
そのための業務説明会は一定検討したい。

<質問>
福知山市や舞鶴市は大手インターネット求人サイトに広告を出されていました。また、市の採用ページには先輩の紹介等、業務内容や社内の雰囲気などがわかる工夫がなされていました。
宮津市でも広報を工夫してみていはいかがでしょうか。

福知山市の業務内容説明は見ました。
現在就職活動の一環として宮津市では企業訪問は行っていない。
宮津市の業務内容は知ってもらうことは重要だと思っている。
ホームページ等で業務内容の説明はできればしていきたい。

 

<質問>

土木分野また、子育てや介護等の福祉の分野は、市民からの相談対応に専門的な知識が必要とされる場面も多いのではないかと思います。既に採用等されていらっしゃるとは思いますが、今後の専門職の採用計画等をお聞かせください。

福祉分野については、地域包括支援センター事業で、介護認定調査業務を行うので、保健師 社会福祉士の資格を持つ職員が必要。
障害の係りでは、障害者を支援するためにケース会議を行っている。
その会議で専門的な言葉が出てくる。通常の一般職ではついていけないところもある。そのため、今年、精神保健福祉士を募集した。残念だが、応募はなかった。
土木部門は他市でも応募が少ないと聞いている。
課題として認識している。
先ほど申し上げたようにできるだけ早めの募集が必要だと思っている。

<質問>
本年は専門職の採用に苦慮されたと聞いております。
このように、応募が少ない職種については、通年で採用をしてもいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

平成27年度は2回募集。3回目は時間がなくできなかった。
通年の募集は検討したい。

 

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