活動報告

蒼風会・会派視察 <淡路市 のじまスコーラ>

30日はのじまスコーラに行ってきました。

●視察の目的
廃校になった校舎の利活用について学ぶため。
野島小学校をパソナグループが無償譲渡され、改修し、レストランや売店等として活用されています。

▽のじまスコーラ
http://www.nojima-scuola.com/

のじまスコーラ外観

のじまスコーラ外観

▽視察の内容

・1年目の来場者、10万人 2年目は13万人。
・H23-H25の間に未内定者や若い人むけの就農支援事業を行った。
約6~7割の方が淡路島で働きたいという意向を持ち、その働き先としてものじまスコーラを開業した。
・野島小学校を無料譲渡されたが、市へ返す条件としてさら地にして返すなどの条件が盛り込まれている。
・野菜の選果場がある。冷蔵庫が置いてあり契約農家さんなどが持ってきて袋詰めしている。
全て買い取り、販売している。
・ベーカリー部門が地元のお客様の人気がある。売り場面積を拡大した。
・平日の売上が下がるときは、野菜などを淡路島の人が集まるところへ売りに行く。
団体バスツアーなどへの周知も徹底してやることで平日の売上を担保している。
・地元の町内会や民生委員などの方と協議会を作り、地域の方ともコミュニケーションを取っている。
それがきっかけで、夏祭りを復活させるなどの取り組みも行った。
・農業総合研究所と共同で販路を開拓している。
・6次産業を目指した取り組みでは、7割が地元の道の駅等で売れる。
・パソナ農援隊が実際の野菜づくりや、農業体験や6次産業化などを手がけている。
http://www.pasona-nouentai.co.jp/

売店風景_のじまスコーラの契約農家さんたちが作った野菜や焼き立てのパンなどが売っている。

売店風景_のじまスコーラの契約農家さんたちが作った野菜や焼き立てのパンなどが売っている。

学校の面影が至るところに残っています。

学校の面影が至るところに残っています。

学校の面影が至るところに残っています。

学校の面影が至るところに残っています。

夏はBBQができる。海を一望できる絶景ポイント

夏はBBQができる。海を一望できる絶景ポイント

実際に淡路島で野菜を作っている。新規就農を考えている若者の支援も実施。

実際に淡路島で野菜を作っている。新規就農を考えている若者の支援も実施。

▽視察から得たこと
6次加工品については、販売先の確保が重要だと感じた。
今回お話を聞いたところ、都会の百貨店での売上より、
まずは淡路島に来てくれたお客様が購入していること。
6次加工品を作るのは、地元のお店の販売先をどのように確保するか。
それがしっかりしてから外へ売り出すことが重要だと感じた。

また、今回の3日間の視察を通して感じたことは、どの企業と組んで事業を実施するかも
非常に重要なことであると感じた。

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