12日は、富山市でこどもプラザと角川介護予防センター、ひみ番屋街へ。
●こどもプラザ
こちらは、富山駅前の商業施設のフロアを市が購入して、図書館と子育て支援センターを併設した施設です。
日本海側は11月以降天候が崩れることが多いので、屋内に小さな子供が遊ぶ場所があると非常に助かります。
また子育て支援センターも併設されているので、
定期的に、双子の子供がある親を集めての会や乳幼児・小中学生向けの相談会を開催されていたり、
24時間対応してくれる電話相談もされているそうです。
夜中に子育て相談の電話もかかってくるそうで、24時間にしてよかったとのことでした。
また、富山は転勤でこられている方も多く、子育てしているお母さんが相談する人がいないとのことで、
そういった方もよくいらっしゃるそうです。
平日だというのに、オープン早々遊具がある場所は子供達でにぎわっていました。
こういう場所を見ると、こんなところが宮津にもほしくなってしまいます。
●角川介護予防センター
廃校になった施設があった場所に、介護予防センターを作られたそうです。
角川さんという方が、巨額の寄付をされて、それをもとに作られました。
数千万する機材も色々な方々が寄附されているそうです。
温泉プールあり、パワリハができるトレーニングマシンあり、
本当に充実していて驚きました!
●ひみ番屋街
氷見市の漁港近くの海を埋め立ててできた地域振興施設。
氷見市が20%を出資し、第三セクター方式によるまちづくり会社が運営をされているそうです。
以前近隣にあった地域振興施設を閉鎖し、2012年10月からオープンされました。
旧施設の頃は、年間60万人ほどの入込だったのが、
オープンしてからは、110万人程度の入込に増えたそうです。 約2倍ですね。
以前の施設と比べると、駐車場が増え、温泉や足湯が併設されています。
足湯からは海も見えるので、利用されている方も多いようでした。
ここも日本海に面しているので風が強かったのですが、
施設と施設の間にフードコートを設けることで風は気になりませんでした。
外に置く空調も、設計により目立たないようになっており、心地よく過ごせました。
富山をいろいろ巡って感じたことは、
宮津にとっては、地域振興施設が必要なのか、図書館や子育て施設の充実が必要なのか。
考えさせられた視察になりました。