活動報告

建設交通

令和7年12月定例会 一般質問「災害に強い丹後半島の道路ネットワーク構築について」

令和7年12月定例会 一般質問「京都文化の強みを活かす取り組みについて」

12月定例会にて、以下の項目について、質問しました。
質問内容と答弁内容を掲載しますので、ご覧ください。

<代表質問の項目>
①災害時の備蓄体制の強化について
②半導体産業の振興について
③災害に強い丹後半島の道路ネットワーク構築について
・国道178号宮津市日置地区~伊根町間の強靭化
・主要地方道網野岩滝線(男山工区)
④平安騎馬隊について
今回は、「災害に強い丹後半島の道路ネットワーク構築について」の質問を掲載させていただきます。
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災害に強い丹後半島の道路ネットワーク構築についてお伺いいたします。

まず、国道178号宮津市日置から伊根町間の強靭化についてであります。

国道178号は、丹後半島を一周し、海の京都エリアを代表する観光道路である一方、地域住民の生活に欠くことの出来ない生活道路でもあり、さらには第二次緊急輸送道路として地域の安心・安全を守る重要な役割も担っております。

しかしながら、平成30年7月豪雨では、丹後半島に2箇所ある国道178号の通行規制区間において、連続雨量が基準を超えたことから、通行止めとなり、加えて、宮津市日置地区や、その迂回路となる府道が被災したことから、宮津市養老地区や伊根町が2日間に渡り完全に孤立し、地域の生活に重大な影響を及ぼしました。

以降、京都府の皆様には当該区間の強靭化対策を着実に進めていただき、連続雨量規制の緩和や抜本的な強靭化対策へ向けての検討を行っていただいております。

特に、抜本的な強靭化対策では、海側に拡幅する計画が検討されていることから、海域への影響を評価するための環境調査を行っていただき、漁業関係者や地元に対して丁寧に説明していただいていることに感謝いたします。今後計画が具体化していく中でも、漁業者や地域住民に丁寧にご説明いただき、1日でも早く道路整備に着手いただきますようお願いを申し上げます。

そこでお伺いいたします。

国道178号宮津市日置から伊根町間の強靭化対策ですが、海域への影響を評価するための環境調査が終わり、本年10月29日には公共事業評価に係る第三者委員会にて、道路整備の方針が再評価されました。委員会でどのような意見があったのか、また、道路整備に向けた今後の進め方についてお考えをお聞かせください。

次に、主要地方道網野岩滝線男山工区についてであります。

主要地方道網野岩滝線は丹後半島を縦断する地域の骨格を形成する道路であり、京都府立医科大学付属北部医療センターと京丹後市立弥栄病院をむすび地域医療を支えるとともに、第2次緊急輸送道路に指定され、避難・救助をはじめ物資輸送を支える「命の道」としての機能を有する重要な道路であります。

現在、京都府により京丹後市弥栄町外村地内においてバイパス整備事業が進められておりますが、男山工区につきましても、幅員狭小かつ線形不良区間があり、昭和の終わり頃から地元で要望活動を始められるなど、地域にとっても大変重要な区間であります。

そこでお伺いいたします。
現在、具体的な整備内容や事業手法などについて検討を行っていただいており、関係機関と連携し、事業実施環境の整備についても着実に進めていただいているとお聞きしておりますが、新規事業化へ向けた今後の進め方についてお聞かせください。

(答弁)
災害に強い丹後半島の道路ネットワーク構築についてでございます。

国道178号の宮津市日置から伊根町間につきましては、山側の斜面が急峻であり、豪雨等による土砂崩れや落石等の発生、降雨量による通行規制により、度々通行止めが発生しております。

京都府では、天候に左右されない安心・安全かつ円滑な通行を確保するため、令和4年度から海側に道路を拡幅する事業に着手しているところでございます。

これまで、本事業による海洋環境・生態系への影響や、環境負荷の軽減策について、学識経験者、漁業関係者、住民などのご意見を伺いながら、検討してまいりました。    

年10月の公共事業評価に係る第三者委員会におきましては、この間の検討結果に対して、本事業の海洋環境への影響は限定的であり、事業継続が妥当との御意見を頂くとともに、海藻が着生しやすい基盤を設置するなど、本事業により消失する生物の生息環境の代替措置を講ずること、環境への影響についてもさらに低減させる工夫を行うことなど、今後の具体的な設計を進めていくうえでの御意見も頂いたところでございます。        

今後の進め方につきましては、評価委員会の御意見を踏まえつつ、今年度中に地質調査、詳細設計などを開始していくこととしております。

引き続き、学識経験者に御意見を伺うとともに、漁業関係者や住民などに、丁寧に情報提供を行い、事業への御理解、御協力をいただきながら、早期の工事着手を目指してまいります。

次に、網野岩滝線男山地区についてでございます。

網野岩滝線は、地域医療を支えるとともに、緊急輸送道路にも指定している重要な路線であり、順次改良を進めてきているところですが、男山地区につきましては、落石・崩壊のおそれがある法面や狭隘区間に加え、沿道に人家が連担していることなどから、バイパスルートの設定や道路構造などの検討に時間を要しておりました。

今般、地元の御協力も頂きながら、検討を進めてまいりました結果、土砂災害の危険箇所をトンネルで回避する区間を含むバイパス道路案の具体化が進んできたところでございます。           

今後は、事業の効率性、実現性の観点から総合的な検討を進め、来年度の新規事業化を目指し、事業評価を実施する準備を進めてまいります。

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